第34回全国高校選抜テニス大会 開催


2012年3月21から26日までの間、
福岡県博多市に於いて、第34回全国高校選抜テニス大会が開催されました。  

今回、この大会に於いて、福井県の
仁愛女子高校が、7年振り2回目の優勝を飾りました。
この仁愛女子高校には、
井上愛(2006年入学)以来、晴菜本田歩美、そして昨年入学した井上真理菜、とこれまで4名の選手を当アカデミーから送り出しております。  

その間、国体少年少女の部準優勝(愛)、を始め、インターハイ優勝(晴菜)1回(奈良近畿高校総体にて) 準優勝(愛、晴菜)1回、3位2回、また高校選抜テニス大会では3位2回、 そして晴菜から昨年の歩美の代まで3年連続の準優勝を果たすも、あと一歩のところで、優勝に手が届きませんでした。

しかし遂に真理菜1年生の今年、仁愛レギュラーメンバーとして 優勝を勝ち取る事が出来ました。  
大会はシングルス3戦、ダブルス2戦で3勝を挙げれば勝利となりますが、準々決勝の野田学園、準決勝の城南学園、そして秀明八千代高校との決勝戦で、すべて最終戦までもつれ込む大接戦となりました。
しかしいずれの対戦も最後は、仁愛の粘りと頑張り、そしてそのチーム力が勝りました。

優勝が決まったその時、応援の選手達、先生方そして我々保護者、皆抱き合って感激に涙しました。
選手たちのプレーの美しさに引き込まれ、テニスへの情熱や、負けない根性、これまでの頑張りを目で見、肌で感じ、心で受け止めた瞬間でした。
最高の感激を味あわせてくれた選手達に感謝と感動です。  

これまで、縁が有り同校にかかわって参りましたが、選手達の結束の強さは言うに及ばず、先生方を始め学校関係者、多くの卒業生の皆さん、またレギュラーメンバー以外の親御さんたちまでも、数多くこの博多まで応援に馳せ参じられ、皆声をからして応援に、またあらゆる支援をしておられます。


この姿を毎年拝見し、つくずくこの仁愛女子高校と言う学校のすばらしさ、そして監督である吉田先生の仁徳を感じずにはいられません。  

この団体戦の後、行われた各校NO1選手のみで行われる個人戦シングルスで、2年生
林 恵里奈選手が仁愛初の優勝を飾り、夏の全米オープンジュニアへの挑戦権も獲得致しました。そして遂に仁愛は団体、個人の二冠を達成いたしました。

PS(今では、テニスの名門と謳われている仁愛女子ですが、雪国でもあり、他の有名校に比べ練習環境は非常に厳しいものが有ります、
特に今年は例年より更に雪も深く十分な練習も積めずにこの大会に臨んでおりました。
つまりどれほど日頃努力しているか、その積み重ねこそ勝利への鍵と言えるのでしょう。)